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建築家の選び方とは?建築家の特徴の選ぶ手順を紹介

建築家の選び方とは?建築家の特徴の選ぶ手順を紹介

こだわりのマイホームを建てたい!と思った時、みなさんは家の設計や相談をどこに依頼しますか?

マイホームを建てる際は、ハウスメーカー・工務店・設計事務所が主な依頼先です。

その中でも、こだわりのマイホームを0から建てたい方は、設計事務所を選ぶ人が多いでしょう。なぜなら、設計事務所は建築家に相談しながら時間をかけて、こだわりの満足できるマイホームを設計・建築するからです。

しかし、「建築家ってどうやって選ぶの?」「建築家に依頼するとどうなるの?」と疑問を持つ人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、建築家について紹介します。

建築家を選ぶ際のポイントも紹介していますので、ぜひマイホームを建てる際の参考にしてみてくださいね。

建築家ってどんな人?

建築家は、建築のプロフェッショナルです。日本建築家協会によると、以下のように説明されています。

「建築家(architect)」とは建築の設計や監理、その他関連業務など建築関係のプロフェッショナルサービスを提供する職業です。」
参考サイト:日本建築家協会 建築家とは?

建築家と呼ばれる人の多くは、国家資格である一級建築士の資格をもっている方がほとんどです。建築家には、民間資格もありますが登録建築家になれる条件は、一級建築士の資格と5年以上の実務経験とされています。

また、建築家は建築が大好きという人が多いということも特徴です。

建築士の仕事は、ひとつの建物に対し、ひとつの設計図を描くだけではありません。マイホームの建築でいえば、建主の要望や理想のライフスタイルをヒアリングし、何度も打ち合わせを重ねます。さらに、最適な間取りや設備などを何度も再考し、図面を描き直すこともあるでしょう。

このように、建築に対する愛が大きく、建主が納得できるまで親身になってマイホームや建物を作り上げていく建築家が多いことが特徴です。

建築家は建築のプロであると同時に、建築が大好きな人たちと言えます。

建築家に依頼するとどんな家になる?

建築家に依頼するとどんな家になる?

マイホームを建てたい方が気になることは、建築家に依頼したらどんな家が出来上がるのか?ということではないでしょうか?

建築家に依頼した場合、ハウスメーカーや工務店と大きく異なる点があります。それは、プランの柔軟性やオリジナリティです。

すでに用意されている規格化された家づくりではなく、あなただけのフルオーダーの家づくりができます。

あなたや家族のライフスタイルに加えて、家に対するリクエストや予算を十分にヒアリングした上で設計が始まります。また、設計途中では、何度も打ち合わせを重ねることで、満足度の高い家づくりが可能です。

また、ハウスメーカーによくある同じ見た目の家にはならないことも特徴のひとつです。内装・外装ともにデザイン性が高いマイホームの完成が期待できるでしょう。

建主のリクエストに柔軟に答えてくれる建築士は、唯一無二のマイホームが出来上がります。

建築家の選び方

建築家の選び方

理想のマイホームがかなう建築家への依頼ですが、「どのように建築家を探すのか?」「選べばいいのか?」疑問に思う人もいるでしょう。

ここでは、建築家の選び方として探し方から選ぶまでを一連の流れで紹介します。

インターネット・雑誌で探す

まずは、建築家を探してみましょう。インターネット上には、建築家を紹介しているWebサイトがたくさんあります。

建築家を紹介しているWebサイトの例
SUVACO
建築家O-uccino(オウチーノ)
建築家WEB
houzz

これらのWebサイトは、対象エリアや住宅の写真をみて気になる建築家を探すことが可能です。建築家の紹介記事や希望条件から絞り込んで建築家をリサーチできるため、あなたと価値観やデザイン性がマッチする建築家を見つけやすいでしょう。

同じように、住宅雑誌から探すことも可能です。

家づくりのために、住宅雑誌を購入し情報を集めたり、理想のマイホームのイメージをふくらませたりしている人もいますよね?

住宅雑誌には、建築家も紹介されています。気になる建築家を見つけたら、チェックしておくことがおすすめです。

ホームページをチェックする

気になる建築家を見つけたら、建築家のホームページをチェックしてみましょう。

ホームページは、設計事務所や建築家の価値観やデザイン性を反映して制作されています。そのため、どんな価値観やデザインが得意なのかをホームページから知ることが可能でしょう。

さらに、マッチングサイトや雑誌よりも実績が豊富に掲載されているケースもあります。

理想のマイホームに近いデザインかより判断しやすくなるでしょう。また、実際に建築家に依頼して家を建てた人の感想を掲載していることもあるので、参考にすることもおすすめです。

ホームページでは、建築家の価値観やデザイン性を見極めるだけでなく、信頼できるかどうかも掲載情報からチェックすると安心です。

例えば、設計事務所の概要欄には、資格の登録番号や経歴、事務所の規模が書かれていることがあります。

それらの情報から、設計事務所や建築家の信頼性を判断しましょう。

デザインや実績をチェックする

前述したように、ホームページをチェックすることでデザイン性や実績をチェックできます。

建築家を選ぶ際に、好きなデザインから建築家を選ぶことがあります。建築家の作風をチェックすることで、建築家のデザインの特徴がわかるでしょう。

外見のデザインだけでなく、間取りのこだわりなどもチェックすることで、考え方や相性の良い建築家選びに役立ちます。家事導線やライフスタイルに対しての工夫など、ぜひチェックしてみてください。

実際に会ってみる

デザインや情報をチェックしたら、気になる建築家に実際に会ってみることがおすすめです。

建築家や設計事務所の多くは、無料相談を実施しています。無料相談を利用して、実際に建築家に会ってみることで、建築家を選びの参考になるでしょう。

実際に建築家に会うことで、わかることもたくさんあります。

例えば、建築家の人柄や話し方などです。建築家にマイホームを依頼した場合、マイホームの完成まで最低でも1年以上かかることがほとんどです。何度も打ち合わせをして満足できる家づくりのために、建築家とは長い時間を過ごします。

もし、実際に会わないまま建築家に依頼した場合、話し方が苦手・相性が合わないといったトラブルに発展してしまいます。

このようなトラブルを回避するためにも、実際に会ってみることがおすすめです。

建築家のコミュニケーション能力や話し方・会話に違和感がないかどうかチェックしましょう。

プレゼンテーションで検討する

設計事務所や建築家では、設計の第一案ををプレゼンテーションしてもらえる場合があります。

実際に設計するため、料金がかかりますが、「実際にどんな設計を考えてくれるのか」より現実的に判断できる材料になるでしょう。

何を重視して設計してくれるのか?基本設計から建築家のアイデアや価値観をチェックできます。

プレゼンテーションを依頼する場合は、料金がかかる点と、検討段階でも基本設計をしてもらえるか事前に建築家に相談しておくことがおすすめです。

建築家に会う前に準備しておくといいこと

建築家に会う前に準備しておくといいこと

建築家選びでは、実際に建築家に会っておくことがおすすめと紹介しました。

もし、建築家に会う前に準備ができるのなら、以下の3つのポイントについてあらかじめまとめておきましょう。よりマイホームづくりに役立ちます。

理想の家についてまとめる

理想のマイホームについて、まとめておきましょう。

例えば、「家事が楽になる間取りがいい」「子供を見守れる家にしたい」などのように、大まかなイメージでも理想をまとめておくことで、建築家に相談がしやすくなります。

さらに、住宅展示場や建築家の実績などから、理想のマイホームに近いデザインの写真などを用意しておくことも効果的です。理想のマイホーム像をイメージしながら、建築家に伝える準備をしておくことで、より参考になる相談ができるでしょう。

予算を決めておく

あらかじめ予算を決めておくこともポイントです。

マイホーム作りは、要望をかなえようとするたびに予算が膨らみ、予算オーバーになることもあります。

建築家はあなたのリクエストと予算を踏まえて、経験や実績から最適なプランを提示してくれる魅力があります。予算内で満足度の高い家づくりには、建築家に予算を伝えておくといいでしょう。

あわせて、譲れない条件なども建築家に相談できれば、より現実的な相談が可能です。

土地を検討しておく

土地も検討しておくと家づくりの相談に役立つでしょう。

建築家の中には、土地探しをサポートしてくれる場合もあります。また、土地探しのサポートはなくても、事前に検討している土地があれば、土地の形状や周辺環境から最適な提案を受けやすくなるでしょう。

建築家は、柔軟な家づくりが得意です。

一般的には、家を建てづらい土地でも対応してくれる場合もあります。さらに、無料相談でどんな家になるのか、できることやできないこともはっきり提示してもらうことで、その後の家づくりに役立つでしょう。

土地も含めて相談することで、あなたにぴったりの建築家選びの参考になります。

まとめ

建築家は、建築のプロフェッショナルです。

知識や経験があるだけでなく、建築が大好きであり、それぞれの建て主が満足できる家づくりを追求するこだわりも持っています。

0から家づくりを始める建築家は、こだわりの家や唯一無二のフルオーダー住宅を建てたい人に向いているでしょう。

建築家に依頼した場合、理想のマイホーム建築には、最低でも1年以上必要です。

たくさんの打ち合わせや長い時間を過ごすため、建築家との相性も大切なポイントです。

そのため、デザイン性や価値観に共感できる建築家を選ぶことも重要でしょう。さらに、相談しやすい相性の良い建築家を選ぶことで、安心して理想のマイホームを一緒に建てられます。

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